No.202 口頭試験対策
口頭試験合格に向けて。
口頭試験対策その1 コンピテンシーを理解する
口頭試験対策で真っ先に実施することは、口頭試験で要求されているコンピテンシーを理解することです。
この試験は、資格試験です。資格を主管しているコンピテンシーを理解せずして、合格はないです。
技術士会が要求しているコンピテンシーは下記です。
この文章に求めていることが明記されています。
皆さん読みましたか?自分の言葉で説明できますか?
技術の高度化、統合化等に伴い、技術者に求められる資質能力はますます高度化、多様化している。
これらの者が業務を履行するために、技術ごとの専門的な業務の性格・内容、業務上の立場は様々であるものの、(遅くとも)35歳程度の技術者が、技術士資格の取得を通じて、実務経験に基づく専門的学識及び高等の専門的応用能力を有し、かつ、豊かな創造性を持って複合的な問題を明確にして解決できる技術者(技術士)として活躍することが期待される。このたび、技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)について、国際エンジニアリング連合(IEA)の「専門職としての知識・能力」(プロフェッショナル・コンピテンシー、PC)を踏まえながら、以下の通り、キーワードを挙げて示す。これらは、別の表現で言えば、技術士であれば最低限備えるべき資質能力である。技術士はこれらの資質能力をもとに、今後、業務履行上必要な知見を深め、技術を修得し資質向上を図るように、十分な継続研さん(CPD)を行うことが求められる。
- 技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu7/attach/1413398.htm
口頭試験対策その2 コンピテンシーに対する実力を証明する
口頭試験は、求められているコンピテンシーに対して、実務(仕事で)発揮していることを証明ことです。
要求されている『 専門的学識 、問題解決、マネジメント、評価、コミュニケーション、リーダーシップ、技術者倫理 』
に対して、日頃の業務の中でいかに理解し、発揮しているかをプレゼンテーションができたら合格できます。
口頭試験対策その3 役者設定をする
試験当日、自分はどんな設定で事前に決めておく。
実担当者なのか、技術コンサルタントなのか、チームリーダーなのか、事業部長なのか、
どんな役柄の人物としてプレゼンテーションするか事前にデザインしておくこと。
口頭試験対策その4 練習しまくる
当日、緊張して頭が真っ白になるものです。
それでも回答をし続けなければならない。
そんな状況でも、淀みなく話つづけるには、練習が必要です。
300回以上、60時間以上の練習が必要だと思います。
練習の数だけ、自分の言葉で話せるようになります。
練習の数だけ、相手に伝えようと必死になれるようになります。
プレゼンテーションで有名なスティーブ・ジョブズ氏も練習に多くの時間を割いたと言われています。
口頭試験対策その5 神頼みする
最後は、神頼みする。
神様の前で、自分の成功を祈ることで、心の安定を得ることができると思います。
この試験を突破するには、最後は自分の強い心です。
何のためにこんなしんどい試験を受けているのか?
何のためにこの資格が欲しいのか?
今一度自分を見つめなおして、自分なりの強い思いを神様の前で誓うことです。
やるだけやったら最後は神頼みとなるでしょう。
