NO.80 長文問題文を読む訓練をしていますか
長文問題文を読む訓練をしていますか
総監の問題文は長文ですよね。
長文問題を読む訓練をしていますか。
訓練しなければ、当日いきなり現場で対応することは難しいです。
今日は、『総監問題の読み方』について書いてみたいと思います。
令和3年の問題を用いて解説します。
背景(前文)です。
近年の技術革新により,従来にない形でのデータ収集及びデータ解析が可能となり,様々な方面から事業や業務への利活用が期待されている。実際に,1)日常の業務における意思決定において,これまで勘や経験に頼っていた部分をより定量的な知見に基づき合理的なものとするための試み,2)ナレッジマネジメントやデジタル・コミュニケーション・ツールの援用とあわせ,これまで以上にデータの利活用を効果的なものとしていくことの追求,3)人工知能(AI)やIOT,あるいはビッグデータ分析といったキーワードに関連する先端技術を活用した事業における新たな価値創出の探究など,幅広いレベルでの利活用が考えられる。しかしその一方で,データの利活用に関しては様々な課題も顕在化してきている。したがって,データを利活用した事業・プロジェクトの推進について,総合技術監理の視点に立って検討を行うことは重要であると考えられる。
上記背景を踏まえて、以下が問題です。
そこでここでは,あなたがこれまでに経験した,あるいはよく知っている事業又はプロジェクト(以下「事業・プロジェクト等」という。)を1つ取り上げ,その目的や創出している成果物等を踏まえ,その事業・プロジェクト等にデータを利活用することに関して総合技術監理の視点から以下の(1)~(3)の問いに答えよ。
以下は、回答記載する為の前提条件です。
総監5管理を用いてバランスの取れた監理についての視点を忘れずに記載することが指示されています。
ここでいう総合技術監理の視点とは「業務全体を俯瞰し,経済性管理,安全管理,人的資源管理,情報管理,社会環境管理に関する総合的な分析,評価に基づいて,最適な企画,計画,実施,対応等を行う。」立場からの視点をいう。
過去問を使って何度も何度も問題文を読む訓練をしてください。
それが合格への道です。
受験勉強には、貴方にあったメンターが必要ですよ。
探してみましょう。それが合格への道です。
メンターは、あなたが技術士となった後、人生の糧になりますよ。
今日も一日がんばりましょう!
皆様にとり素敵な一日になりますように。