NO.185 上手く伝えるためのコツ

6つのコツ

今日は、上手く相手に考えを伝える、伝え方の6つのコツについてお話しします

毎日生活や仕事をする中で、コミュニケーションにたくさんの時間を費やしていると思います。

 ただし、自分の考えを上手に相手に伝えられるようになるためには ポイントを意識した上で日々コミュニケーションの量を積んでいくことが大事です。

 考えを上手く伝えるには、必要不可欠なコツがあります。

 1つ目のコツは、相手の前提を理解することです。

 まず抑えておくべきなのは相手には相手の世界があるということです。 自分と相手の前提は、

必ずしも一致していない可能性が往々にしてあるということを意識してみてください。

私たちは、知らず知らずのうちに相手とのコミュニケーションに自分の前提を持ち込んで

会話しているそうです。

 自分と相手との持っている前提が異なっていれば、同じ言い方でも相手に伝わる内容にはズレが生じます。 相手と自分とで持っている情報はどれくらい差がありそうか? 

そもそもこの相手はこのテーマについてどのくらい知ってそうか?

相手が大事にしている価値観は何か? 

こんな観点を踏まえながら、相手の前提をできる限り想像することを意識しながら会話してください。

2つ目のコツは、結論を最初に言い切ることです。

何も考えずぼーっとコミュニケーションをしていると、 人が考えたプロセスをそのままズルズルと話してしまう習性が人間にはあります。会話において聞き手に負担をかけないためにも、 最も伝えたいメッセージ、結論、から言うことを意識してみてください。

これを意識するだけでも絶対に外してはいけない部分に対して 頭を整理することができるようになりますし、相手に負担を掛けない会話ができるようになると思います。

 3つ目のコツは、結論を一言にまとめることです。

伝わりにくいコミュニケーションの典型的なパターンは、 話す側が伝えたいメッセージをきちんと整理しないまま、長々と話しているというパターンです。

世の中の会話を観察すると、このパターンが非常に多いです。 これは、 伝えるべき結論、メインメッセージが 自分の中で整理されないまま会話している状態です。こうなると相手には何も伝わりません。

 伝えたいことを 事前に一言で言えなるまで、頭の中を整理することが大事です。

 4つ目のコツは、結論を支える根拠を考えることです。

 結論はこうです以上と言いっぱなしではNGです。 聞き手は何でそう言えるのかという疑問を持つはずなのです。それに答える根拠もセットで必要になります。

根拠は、データ、真実ベースで語るべきです。データベースでなければ説得力が生まれません。

 5つ目のコツは、相手の立場で考えることです。

 主張と根拠の筋道がきちっと整備できていても、 相手が聞きたいことが抜けていれば不十分です。

 相手の立場で考えた主張と根拠があって、初めて 相手にとって興味のあるテーマとなるし、相手にとり説得力のあるメッセージになります。

 最後、6つ目のコツは具体的に語ることです。

どれだけ意味のある主張と根拠をつくっても 、抽象度が高すぎては相手に伝わりません。

 具体的な内容にするためには数字列とかストーリーが必要です。

数字とストーリーにより、相手もイメージしやすく、相手が伝えたいメッセージを受け取ってくれる下地をつくることができます。

 相手がすっと受け取ってくれそうかという観点で、 どこまで具体的にするかを考えてみてください。

以上が、私が行っている伝え方の 6つのコツです。

 相手に分かりやすく伝える力は、 毎日の積み重ねによって磨かれていきます 。ぜひ今日ご紹介した6つのコツを取り入れて、

生活や仕事で 実践していってみてください 。より効果的なコミュニケーションにつながったらうれしいです。

今日から、伝える力を鍛える訓練をしていきましょう。

日頃の訓練が、口頭試験や日常会話で活かせされること期待しています。

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