NO.169 文章作成の秘訣
骨子の重要性
文章を作る時にイキナリ書いていますか?
それとも骨子を練ってから文書を作っていますか?
どんな文章を作成する際にも、骨子(アウトライン)を作成することは非常に重要です。骨子を作ることで、文章の論理的な構成や流れを整理しやすくなります。
本日は、文書作成時の骨子作成手順についてご紹介します。
●目的を明確にする: まず、その文章の目的を明確にします。読み手に伝えたいことや情報は何かを確認しましょう。
●主要なポイントをリストアップ: 伝えたい情報や主張を単語レベルでリストアップする。
●導入部を考える: 読者を文章のテーマに導入するための部分を考えます。背景情報や問題意識を提示して、読み手にどんな話を展開していくかをインプットする。1行~2行程度でOK。
●本文を構築する: ポイントごとに本文の構成を考えます。ポイントごとに段落を作成し、具体的な情報や例、証拠を提示します。論理的な順序で情報を組み立てていくことが大切です。
●結論(主張)をまとめる: 本文の内容をまとめ、結論(主張)を述べる部分を作成します。結論は、導入と対応していることや、読者に残すべきメッセージを含んでいること。
●結論に至った結果:結論(主張)を導いた根拠について記載する。データなどの分析結果を3つ程度出すと説得力が増します。
このように骨子を作成することで、文章の論理的な構成や流れを整理しやすくなり、効果的な文章が作りやすくなります。
骨子作成は、さまざまなシーンでの文章作成に役立つ手法です。
特に、技術士の論文試験では役に立ちます。日頃から訓練をしましょう。
技術試験の受験勉強は、業務多忙で時間が限られた中でやっていることと思います。
日頃の生活の中で文章を作る時にも骨子を作ってから、文章を書く癖をつけると
受験勉強になりますよ。
日々、努力を怠らず、自分自身を信じて合格への道を歩み続けましょう。
技術士試験は大きな挑戦ですが、努力と準備を積み重ねることで必ず乗り越えることができます。自分の能力と可能性を信じ、最後まで諦めずに頑張りましょう。応援しています。