NO.22 仕事の中でする口頭試験対策
仕事の中でする口頭試験対策
日々の仕事の中で試験対策はしていますか?
私は長年、仕事と試験勉強は別だと考えていました。
技術士となった今では、その考えが間違えだったと思います。
今日は、「仕事の中での口頭試験対策」について書いてみたいと思います。
日々の仕事では、業務を円滑に進めるために他者とのコミュニケーションをしていると思います。
それらの業務をする際に、皆さんは何を意識していますか?
私は、PMBOKガイドに書かれている5Cを常に意識して会話しています。
5Cとは、欧米の書面でのコミュニケーションを元にコミュニケーションの誤解を解消するために考案されたものです。
下記の5つのポイントの頭文字から取ったものです。
- Correct(正しい文法・記述)
- Concise(簡潔表現、過剰な言葉の削除)
- Clear(明確な目的と読み手にあった表現)
- Coherent(わかりやすいロジック)
- Controlling(言葉とアイディアの流れをコントロール)
5Cを意識することで誤解がない会話を心がけています。
あともう一点、話す時間を事前に決めて会話するようにしています。
例えば、上司への業務報告ならば10分で話しきるなどです。
上記2点を意識することで、口頭試験時に時間内に自分が伝えたい事を回答できるようになると思います。
わかりやすい論文を書くことが自然にできるようになりました。
口頭試験で、簡潔な受答えができるようになりました。
普段の仕事のやり方を変えることで、試験勉強対策が十分できると思います。
日々、この訓練をした結果は、口頭試験でいい成績を取ることができました。
みなさんも是非とも仕事の中で試験勉強をしてください。
日々の悩みは,技術士しかわかりません。
受験勉強には、良きメンターが必要です。
貴方にあったメンター探しをしましょう。技術士となった後、人生の糧になると思います。
今日も一日がんばりましょう!
皆様にとり素敵な一日になりますように。