試験情報

公益社団法人日本技術士会のホームページには、試験情報、合格発表など重要な情報が発信されます。

 日々、チェックしましょう。

2023年の試験日:

(1) 筆記試験:令和5年7月16日(月)

(2) 口頭試験:令和5年12月から令和6年1月までの間で、受験者に別途通知する日

■申し込み配布期間

令和5年3月27日(月)から4月17日(月)まで

■申し込み受付期間

令和5年4月3日(月)から4月17日(月)まで。
受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会宛てに、書留郵便(4月17日(月)までの消印は有効。))で提出すること。

受験手数料:14,000円

タブレットと用紙とコーヒーの写真

必読情報

試験実施案内と実施大綱は、十分確認してください。

下記3点は必ず確認してください。

パソコンの写真

過去問

過去5年分が掲載されています。確認しましょう。

統計情報・合格率

技術士第1次と技術士第2次の合格率などが掲載されています。
例年、総監全体の合格率は15~18%です。
機械部門に関しては過去3年の傾向を見ると、R2 24.1%、R3 14.0% R4 30.1% と不安です。
確認してください。

総監技術士が必要な背景

下記に重要なキーワードが記載されています。熟読してください。

総合技術監理が必要とされる背景 科学技術による様々な成果は日々の生活の中に浸透し,人々はその豊かさ,便利さを享受している。
しかし科学技術そのものは巨大化・総合化・複雑化が進展しておりその発達を個別の技術開発や技術改善のみによって推進することは難しい状況になりつつある。
つまり,科学技術を発展させるのは一部の専門家の努力だけでは難しく,企業 や研究機関などの組織活動が技術の有効性を発揮するための大きな基盤となってきて いるのである。
また,それに伴って事故や環境汚染が生じた場合の社会への影響も,従 来に比して遥かに大きなものとなってきている。

一例として,科学技術業務の結果として産み出される製造物・製品を考えてみよう。
近年の製造物・製品の多くは,その概念が想起されても直ぐには具現化できず,工夫や 試行錯誤の結果ようやく具現化されても,
初期段階では高価であるとか,品質を保持できないとか,安全性に問題があるなど,様々な不安定要素を内包する。
その後,時間を かけて技術的な努力を積み上げ,品質の向上やコストの低減を図っていくことによって, ようやく一般の人々が広く利用できる優れた製造物や製品にまで仕上がるのである。

この改良の過程では様々なフェーズで個別の技術改善が行われるが,
そのためには多 くの技術者がそれぞれの能力を十分に発揮できるための仕組み,
要素技術の知見など 様々な情報を結集するための仕組みなどが必要である。

また,事故を未然に防止する技 術や事故時でも利用者の安全を確保する技術,
騒音防止や有害排出物の抑制など周辺環境に与える負荷を抑える社会環境の保全に関する技術などを適切に使用し,
製造物・製品の製造を行っていくための仕組みも必要である。
このような仕組みを継続的に運用し様々な科学技術の活用を行っていくには,それぞれの要求事項を個別に管理するだけでは不十分である。

業務全般を見渡した俯瞰的な把 握・分析に基づき,複数の要求事項を総合的に判断することによって全体的に監理して いくことが必要となる。

このような背景から,上述のような能力を持った人材を育成し 活用を図るため,技術士のひとつの部門として「総合技術監理部門」が導入された。(👈ここが重要です)

ここで「監理」という文字を使用しているのは,総合技術監理が各管理活動やその他の内 容を総合して監督する概念であることを明確にするためである。

現代の科学技術はもはや一部の専門家が推進し一部の人がそれを利用するという性 格のものでなく,
科学技術の行使がたとえ小さなものであってもその影響が地球的規模 に及ぶ可能性があり,
そのような状況の中で自らが携わる技術業務が社会全体に与える 影響を正しく把握し,
社会規範や組織倫理から定まる行動規範を自らの良心に基づいて遵守する高い倫理観を持った総合技術監理技術者が必要とされているのである。

択一試験対策

択一試験は、年々、難易度が上がっています。
合格する為には、択一試験で8割程度取得できれば、論文試験が楽です。
稀に択一試験が低くても論文で挽回して合格する人がいますが、やはり確実に合格する為には
択一試験で高得点が必要です。

択一試験の問題傾向

択一試験の問題構成は例年下記のです。

一般常識で考えて容易に回答できる問題が2割
キーワード集を暗記していたら回答できる出題が6割
※計算問題が3問程度
正解が困難な難解問題が2割

キーワード集を暗記していたら容易に回答ができる問題(計算問題を含む)を確実に正当できるように訓練していたら正答率6割以上は十分に可能です。

キーワード暗記方法

文部科学省から発表されている「総合技術監理部門キーワード集」の最新版を元に勉強を進めてください。

下記ステップでの学習方法がお勧めです。

ステップ1
3年分のキーワード集分析。例年、数十個のキーワードが変更されています。
どの分野のキーワードに増減が生じているか分析してください。
増加した分野は注意です。出題される可能性が高いです。
ステップ2
全てのキーワードをインターネットで情報収集
注意は、インターネット上の情報は玉石混交です。情報を吟味してください。
ステップ3
収集した情報を整理し理解して、脳みそにインプット
ステップ4
暗記する
・暗記方法①音読
 自分で音読してスマホなどに音声データを保存する。
 注意:他人が音読したものでは、暗記できないので、自分で音読することをお勧めします。
・暗記方法②スキマ時間活用
 通勤中、運動中(ウォーキングなど)などに聴きながら、シャドーイングする
 音声再生スピードも工夫すると良いです。私は1.75倍速が最も暗記効率が良かったです。
ステップ5
論文の中でインプットした知識を使う
ステップ6
仕事の中でインプットした知識を使う
ステップ7
他人にキーワードを説明する

上記のステップを繰り返すことで、業務多忙の中でも勉強ができます。

試験に向けて不安なこと、わからないこと、モチベーションが上がらないなどなんでも相談にのります!

最難関の論文丁寧に添削します!